おすすめの野菜とその特徴

野菜の種類によって栄養素や食べやすさが違いますので、把握しておくのがおすすめです。

こちらでは、離乳食におすすめの野菜をご紹介します。

• きゅうり：水分が多く、容易に消化される
• ズッキーニ：ほんのり甘く、食感が柔らかい
• ピーマン：ビタミンCが豊富
• にんじん：βカロテンが豊富で、甘みがある。色味もきれい
• さつまいも：甘みが強くて食べやすく、ビタミンも豊富

調理のポイント

離乳食の調理では、赤ちゃんの安全と食べやすさを最優先に考えるのがポイントです。

・食材はソフト豆腐の固さに調理する

7～8ヶ月頃の赤ちゃんは、歯がまだ生えていない、あるいは少し生え始めた程度ですので、食材は十分に柔らかく調理しましょう。ソフト豆腐のような柔らかさであれば、赤ちゃんが無理なく食べられます。

・野菜は食べやすい大きさにカットする

この時期の赤ちゃんは、摂取する食材の大きさや形状に敏感です。大きすぎると喉につかえやすいため、食べやすいサイズにカットする、またはペースト状につぶしましょう。

・味付けは軽め、または味付けなし

赤ちゃんの舌は大人よりも敏感なため、過度な味付けはおすすめできません。最初は味付けなしで、徐々に少量の塩や出汁を加えるなど、味を増やしていくことをおすすめします。

・とろみやあんかけを少し加える

この時期の赤ちゃんは食材の食感や粘度に慣れていませんので、飲み込みにくい場合があります。このような場合は、あんかけやソースなどを加えてとろみをつける方法が効果的です。飲み込みやすくなるうえに、食材の風味を引き立てられます。

離乳食におすすめのレシピ

こちらでは、離乳食におすすめのレシピをご紹介します。

・かぼちゃのミルク煮

1. しらす干しを熱湯で軽く茹で、小さく切る
2. 皮と種を取ったかぼちゃを5～7mm角に切り、柔らかく茹でる
3. 鍋にしらす干しとかぼちゃを入れ、育児用ミルクまたは牛乳を加えてひと煮立ちさせる
4. 仕上げにバターを加える

・さつまいもとにんじんのごま和え

1. 皮をむいたさつまいもとにんじんを柔らかく茹で、3mm角に切る
2. 切ったさつまいもとにんじんを潰すようにして混ぜ合わせ、すりごまと合わせる

・鶏ささみと野菜のくず煮

1. 茹でた鶏ささみを細かく切り、たたいておく
2. トマトときゅうりは皮と種を除き、みじん切りにする
3. 鶏ささみ・トマト・きゅうりを出汁で柔らかく煮て、水溶き片栗粉でとろみをつける

7～8ヶ月の赤ちゃんの離乳食にはたくさんの野菜を取り入れ、バランスよく栄養を摂取させることが大切です。様々な食材を組み合わせて豊かな食体験を用意し、健やかな成長をサポートしましょう。買い出しの手間を省きたい場合は、野菜セットの宅配が便利です。