美味しい野菜の見分け方の基本

美味しい野菜を見分ける際には、以下のポイントをチェックしましょう。

・ヘタ

新鮮な野菜はヘタが瑞々しく、元気でしっかりしています。ヘタが萎れていたり、黄色や黒っぽく変色していたりするものは、収穫から時間が経っている、または保存状態がよくなかった可能性があります。

・切り口

収穫後にカットされて切り口がある野菜は、その切り口を確認しましょう。潤っていて瑞々しい切り口は、新鮮な証拠です。一方で水分が抜け、萎れて変色が進んでいる切り口の野菜は、鮮度が落ちています。

・色

全体の色もチェックしましょう。新鮮なうちは濃い色をしていますが、鮮度が落ちるとだんだんとくすんでいきます。

・トゲ

トゲが鋭いほど、新鮮で実が張っている証拠です。時間が経つにつれてトゲが萎れて、張りがなくなります。

野菜の種類別に見分け方をご紹介

こちらでは野菜の種類別に、美味しい野菜の見分けポイントをご紹介します。

・トマト

お尻に白いスターマークがあり、真っ赤で実が硬く、ずっしりと重たいものを選びましょう。

・ブロッコリー

緑色が濃く、茎が変色していないものがおすすめです。こんもりした形をしており、花のつぼみが細かいものを選びましょう。

・ナス

ヘタにトゲがあり、首が太いもの、皮が濃い色のものが新鮮さの特徴です。

・にんじん

傷やひび割れがなく、表面がなめらかなものを選びましょう。先端が丸いほうが甘みがあるため、サラダなどにおすすめです。

・ピーマン

色が濃くてツヤがあり、張りや弾力があるものがおすすめです。

・長ねぎ

上が緑色、根の部分は白色に分かれますが、新鮮なものほどその緑色と白い部分の境目が明確です。鮮度が落ちると境目が曖昧になっていきます。

・大根

表面に傷や亀裂がなく、ずっしりとした重みがあるものがおすすめです。

・ほうれん草

ほうれん草でおすすめなのは、茎が太くて肉厚があり、根本が赤くて葉脈が左右対称のものです。

・キャベツ・白菜・レタス

丸ごと1個買う場合は、葉が詰まっていて重みのあるものを選ぶのがおすすめです。カット済みの葉物野菜を購入する場合は、切り口が黄色いものを選んでください。鮮度が落ち始めた葉物野菜は、切り口が緑色に変色します。

・玉ねぎ

新鮮な玉ねぎは球型に近くてずっしりと重く、皮が乾燥しており、実が締まっています。ただし、新玉ねぎの場合は、皮が乾燥しているものは瑞々しさが失われている可能性がありますので、注意が必要です。

・じゃがいも

新鮮なじゃがいもは皮の表面が滑らかで、実が硬く締まっています。新じゃがいもは皮が薄くて指で剥がれそうなものほど新鮮です。

・さつまいも

さつまいもは、切り口や皮に蜜が付いていると新鮮で甘味があります。鮮度が落ちると切り口にカビが付くこともありますので、切り口をチェックしてください。

・きゅうり

皮のイボが尖っていて、両端が硬く色が濃いものが新鮮です。

・オクラ

緑色が濃くて、黒い色が出ていないものを選んでください。特に、産毛が密集しているものほど新鮮です。